似合わなかったもの

若い頃はブランドにほとんど関心がなかったというのが正直なところ。初めてのヨーロッパ旅行の際に、年下の従妹からシャネルのバッグを買ってきてほしいと頼まれた時も「へぇ~(そんなの欲しいんだぁ)」。

数年後、おじさんの友人ご夫婦と香港へ。知人に頼まれたので、ルイ・ヴィトンの店舗へ行かれるとの事、特に予定もなかったのでご一緒することに。そこには入口から続く長~い行列、そのほとんどが日本人と思われ、店舗へ入るための人数制限を設けるほど。

関心がなくとも、ルイ・ヴィトンモノグラム柄ぐらいは認識してます。でも、その人気の理由はわかりません。おじさん曰く、頑丈で壊れにくいし、革じゃなく合成なので雨にも強い、という説明にも「ふ~ん」。

それからさらに数年が経過、バブル末期の超がつく円高の時代、ハイブランドにも少し無理をすれば手が届くと多くの人がお買い物に熱を上げた頃。海外だと安かったせいか(フランス国内)、間がさしたのか、時代で何となくその気になった?そんなに良いんじゃあ~、とヴィトンのバッグを購入。

ところが、似合わない!本当に似合わない(泣)。ブランドが嫌いなんてことはありません、でも自分で爆笑するほど似合わない。

革じゃないから丈夫だけど固い、革の部分が使いこむと飴色になって良い感じ、になる前に雨に濡れると革の部分に染みができる。誰が見たってヴィトン、いかにもブランド物ってのがねぇ・・そんなこともあって使わず、ずっとしまい込んだまま。

「断捨離」このところ頻繁に耳にする言葉です。流行りだから、どうする、こうするはなく、昔からたくさんの物を持っているのが苦手なたち(上手に整頓ができない、とも言います)。結果、処分です。

やっぱり「らしくないもの」は無駄になる、というお話しでした。