佐伯祐三とパリ

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連休の最終日、時間が空いたので
夕方から山梨県立美術館へ。
母にチケットをもらっていた「佐伯祐三とパリ」。

パンフレットになっている代表作のひとつ「郵便配達夫」は
体調を崩した後、わずかに恢復した時期に
偶然訪れた郵便配達夫をモデルに書かれたそうです。

直線的で力強いタッチに見えます。描かれたその年に亡くなっているのですが
「渾身の」という説明がなくても伝わってくるものがあります。

30年と少しの短い人生、惜しいですね。

最初に渡仏した時に
作品を「アカデミック」と批判され、独自の作風を模索し始めたのだそうですが
批判をしたフォーヴィスムの大家モーリス・ド・ヴラマンクの2枚の
作品も展示されていましたが、すごい迫力でした。

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紅葉している木々の向こうに、うっすらと富士山が見えてました。
連休って終わるのが早い、と思うのは私だけ?