久しぶりのバレエ鑑賞
何年ぶりか、のバレエ鑑賞です。
小さな街の、バレエ教室「スタジオエイムス」
開演までの待ち時間に、ずーっと昔のことを思い出していました。
日頃のお稽古の成果だけをお見せするおさらい会ではなく
ストーリーのある舞台を作り上げるのが先生のスタイル。
クラシックバレエとは違う独特の世界があって
舞台美術はあの頃から、映画美術監督として著名な
今村力さんですから、衣装もオリジナリティがあって
見ているだけで楽しかったなぁ、なんて。
ほんわかした一部が終わった後、
二部は、ピンクフロイドから始まり、そりゃビックリ。
最後に先生ご本人登場。歩くだけだけどね、って
おっしゃってましたが、その存在感と迫力に圧倒されます。
美しい。
ずーっと、ずーっと昔
虚弱体質で、このままでは学校に満足に通うこともできない、
と心配した母が私と、ついでに妹をつれて
できたばかりのバレエ教室に行きました。
キラキラした大きな瞳が印象的な若い先生、
サラサラの長い髪を無造作に留めて・・・
田舎の子供にしてみたら
見たこともないようなきれいな女性です。
やる~。
バレエが何かなんて、当時は知りません。
どんなことをするのかもわかっちゃいませんが
言っちゃったわけです。
そして、小学校中学校は休むことなく無事卒業。
バレエの才能はゼロだったため教室も卒業。
ついでについてきたハズなのに
才能のない姉に比べて
それからず~っとバレエを続けた妹は
現在教室を持って子供たちに教えています。
世の中ってそんなものです・・よね。