春のワイナリーを楽しむ

久しぶりのサントリー登美の丘ワイナリー。リニューアル後初めてです。入口までの道路が変更になっていて少々戸惑いました。

建物の中も新しくなっていました。

これも以前はなかったもの、試飲価格が上部に書いてあり自動で注がれる最新式?

わかりやすくて良いし清潔、コロナ禍での工夫なんでしょうか。

ずらりと並ぶワインボトル、陳列もおしゃれ。



ご存じの方も多いかと思いますが、貴腐葡萄の画像。1975年に日本で初めてサントリーが自社ワイナリーで貴腐ワインの生産に成功した時のもの。

熟した白ワイン用の葡萄にボトリティス・シネレアという貴腐菌が繁殖し、木になったまま干しブドウのように水分が蒸発し糖度が上がり独特の芳香があるのだそうです。

そもそも貴腐葡萄の栽培そのものが難しい。収穫できない年もあるので当然貴腐ワインは高価です。

ハンガリーのトカイ産貴腐ワインが有名ですね。



そして貴重な貴腐ワイン試飲!すごぉ~く小さい試飲グラスで金額3,000円也(ふぁ~)なんとも美しい黄金色です。

下戸たちはこちらのノンアルコールで(笑)

まったく甘さがないのでワインの味に近い。ごちそうになりましたが初めて存在を知り、ちょっと驚き。

テラスにあるショップで購入したフォカッチャ、ベーコンとソーセージ。広いテラスにふかふかのソファ、ゆったり寛げます。

フォカッチャのサンドイッチと生ハムが巻かれたグリッシーニ、かな。割とリーズナブルで本格的、美味しい!

目の前に広がる葡萄畑と盆地。この日はやや曇っていて富士山は見えませんでしたが、うぐいすの鳴き声も聴こえて、なんとも清々しい気分。久しぶりのワイナリーを存分に楽しめました。

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土日祝日限定ですが甲府駅から無料のシャトルバスも運行されているそうで県外から電車で来る場合は便利ですね。