テルマエ展、楽しんできました

県立美術館「テルマエ展」へ。

まずは当時の古代ローマ時代の浴場の復元模型。2000年前にこんな豊かな生活があったんですよね。

入口すぐには古代ローマ帝国皇帝の胸像(撮影禁止のため画像なし)。

ヤマザキマリさんの漫画からするとハドリアヌス帝かな?と近づいてみたらカラカラ帝。

お風呂がテーマのテルマエ展、カラカラ浴場・・そりゃそうだ。

カラカラ浴場の復元縮小模型もありました。

昔むか~しの話ですが、ローマを徒歩で観光した際、疲れ切ってカラカラ浴場だけカット(苦笑)しちゃった。

カラカラ帝は全属州民をローマ市民に昇格させて税制を変えてしまった人物、暴君としても知られてますが、数少ない業績のひとつがカラカラ浴場。

塩野七生さんの「迷走する帝国」あとで復習しときます。

ブドウを収穫するかわいい天使たち(ナポリ国立考古学博物館所蔵)。ポンペイで発掘された1世紀のフレスコ画

ナポリ国立考古学博物館へは行かれずじまい、地元で見られるのはありがたい。

劇場の舞台建築ファサードの模型、テラコッタ製。紀元前3世紀から2世紀のもの、その頃の日本は弥生時代でしょうか・・。

1世紀~2世紀、ヒョウに乗る幼児。え?ヒョウ!思わず撮ってしまった。

当時のコインもいくつか展示されてましたが、すべて国内の美術館所有のものでした、すごい。バッグからカメラを出しずらい雰囲気、画像なしです。

巨大な青銅製の人物像やアンフォラ、兜のレプリカ、小さな小さなガラス製の香油瓶、2000年前のデザインとは思えないインタリオの指輪たち、エトルリア製青銅の鏡まで・・・も一回行ってもよいでしょうか。

日本国内のお風呂に関する展示もなかなか面白かったです。

明治時代の花王石鹸、どこの家にもあるお馴染み花王製品。花王ってその時代からあるのに驚き。

11月5日まで開催、見どころたくさんで楽しかったです。