小さくなったデパートが意外に楽しい

地元に唯一残っていたデパートは古くなった建物を取り壊すことになり、建て替えの間近くの施設に地下一階から地上二階までのフロアに縮小して再スタートしました。

全国的にデパートの閉店が続いていますが、ここまで縮小して継続するケースは珍しい、とのこと。

この施設、ワクチン接種の時にも使われていたのですが、内心あまり期待できないと思っていました(すみません)。

オープン直後は混雑するので少し間をおいて行ってみると、店内はそれまでとは全く変わり、明るく清潔。しかもコンパクトにまとまり見やすくなってます。存続にかける意気込みが伝わってくるような、新鮮な印象です。

地下の食品売り場は人気のお菓子メーカーや新しいお店が出店、男性や若い世代の姿が目立ちます。来客数はこれまでの2.5倍になっているとか。

明治屋さんも初出店、お試しで小さいサイズのジャムを2種類買ってみました。キウイのみ食べたところで、これは美味しい!

酸味があってネーミングどおりぷちぷちの食感もしっかりあります。果実実感、確かにそのとおり。思わずフルーティーラズベリージャムも追加購入。いちごはなんと完売でした。

人気のパン屋さん、この日は行列が長すぎて諦めました。地下の食品売り場はどこもこれまでになかった賑わいです。デパートの形も地域によって変わっていく時代、中心街が活気を取り戻してくれるかもしれない、と期待が膨らむ。